Amazonで宇多丸のライムスター宇多丸の映画カウンセリング(新潮文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。 毎週土曜夜10時から、TBSラジオキーステーションに生放送でお送りしている「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」。ここから11時までは、劇場で公開されている最新映画を映画ウォッチ超人こと「シネマンディアス宇多丸」がウキウキウォッチング。例えば、先週「マジカル・ガール」というスペイン映画評しましたけど、未だに「マジカル・ガール」のその描かれていない余白についていろいろ想像を巡らし続けた結果、一つ思いついたことがある、どうしても言いたい。ファム・ファタール的な立場にあたるバルバラの過去っていうのは映画では描かれないんだけど、例えばバルバラがハイティーンの頃どうだったのかって、ちょうど映画で言うと、日本映画ですけど、塩田明彦監督の「害虫」で宮崎あおいさんが演じる「サチ子」、あれちょうどバルバラがハイティーンだったらこんな感じじゃね?って感じの映画だったような。しかも、田辺誠一演じる教師と過去に何かがあったらしいっていう空白の描き方も被るしというわけで。「害虫」を「マジカル・ガール」のバルバラのハイティーン版として観るなんていう見方をしても面白いなあ、なんていうことを一週間ずっと考え続けたりもする、で、監視結果を報告するという映画評論コーナーでございます。, 今夜扱う映画は、ムービーガチャマシン、先週回して決まったこの映画。「ヘイトフル・エイト」!, 猛吹雪の中、山小屋に閉じ込められた賞金首の女と立場の異なる7人の男。それぞれの思惑を秘めた8人の行動がやがて陰惨な事態を引き起こしていく。監督は、今作が8作目の監督作となるクェンティン・タランティーノ。もう最初に、「クェンティン・タランティーノ第8作目」って、そんな映画監督いるか!?っていう。出演はサミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ティム・ロスなど。ジェニファー・ジェイソン・リーがアカデミー賞助演女優賞ノミネート。70ミリフィルムによる撮影なども話題になったということで。65ミリで撮って、70ミリで、後ほど特殊な方式でやってくんですけど。, ということで「ヘイトフル・エイト」。タランティーノ新作を観に行かないってことがあるんでしょうか?ってことで、リスナーのみなさん、当然観に行ってるということで。この映画を観たよという方の感想、メールなどで監視報告いただいております。「ヘイトフル・エイト」、メールの量は普通!ええーっ・・・公開規模が、やっぱ回しが長いのもあってあんまないのもあるけど。公開規模があんまり大きくなくて。ええーっ・・・賛否で言うと、「賛」が6割。「楽しかったけど、ちょっと長かった」「過去作と比べると物足りない」「テンポが良くない」などの意見が4割。全面的に否定する意見はごくわずかしかなかった。タランティーノの映画だから、それはもうタランティーノ的なるものがどの程度出てくるかってのは覚悟して行くわけですから。褒めるポイントとしては、「映像がすごい、大迫力」「タランティーノの集大成!長い会話もやはり楽しい」「最後に伝わってくるメッセージにタランティーノの成熟を見た」などなどがございました。代表的なところをご紹介いたしましょう。, *ズキンさん ライムスター宇多丸とかいうラップもできる映画評論家について知ってること 引用元: 映画好き名無し 2019/06/09(日) 07:34:30.69 ID:Evb3po8O0 細田守が好き 3: 映画好き名無し 2019/06/09 毎年、楽しみにしているラジオ「ウィークエンドシャッフル」でのシネマランキング! 番組の人気コーナー「ムービーウォッチメン」にて、ライムスター宇多丸が映画評した2017年の49作品からのベスト10です。 (4ページ目)ライムスターの宇多丸さんと映画評論家の真魚八重子さんによる「オススメの実録犯罪映画」対談。第2弾は「実録犯罪映画」の歴史と変遷、「これはお前のことだぞ」と自分が名指しされているような錯覚に陥る、恐怖の… ラッパーにしてラジオDJ、そして映画評論もこなすライムスター宇多丸が、毎週ランダムで決まった映画を自腹で鑑賞。その感想を生放送で語り下ろす「週刊映画時評ムービーウォッチメン」。先週土曜日に評論した映画は、カンヌ国際映画祭・国際批... ラッパーにしてラジオDJ、そして映画評論もするライムスター宇多丸が、毎週ランダムで決まった映画を自腹で鑑賞。その感想を生放送で語り下ろす「週刊映画時評ムービーウォッチメン」。ここではその書き起こしをノーカットで掲載いたします。... 【映画評書き起こし】宇多丸、『アトミック・ブロンド』を語る!(2017.10.28放送). profile. Amazonで宇多丸のライムスター宇多丸の映画カウンセリング(新潮文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。 宇多丸 1969年東京都生まれ。 ラッパー、ラジオパーソナリティ。 ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー、またtbsラジオにて月曜日から金曜日の18時から生放送されるワイド番組『アフター6ジャンクション』を担当するラジオパーソナリティ。 この方「パルプ・フィクション」が大好きと。とにかく、ピンとこなかったって言う感じですかね。タランティーノの感覚がずれてきちゃったんじゃないのか、みたいな。, *アズマヒロノブさん 続き profile. 映画を劇場で年間200本見る男、放送作家の高橋洋二さんがtbsラジオ『タマフル』で2017年に見た映画の中からランキングを作成。 ベスト10を発表していました。 (宇多丸)といったあたりで恒例のゲストをお一人、ご紹介いたしましょう。 今回は私が良くも悪くも影響を受けてきたタランティーノ作品ということで投稿さしていただきました。感想は「つまらなかった」。私はとてもがっかりしました。とうとうタランティーノの才能が枯れてしまった一本と感じました。, (宇多丸) 6位:『ハクソー・リッジ』, すいませんね。直前まで「ああでもない、こうでもない」ってやっていて、僕の手元の方と順位を変えたのを忘れていました。(※発表の際に9位と8位を入れ替えて発表していました)。ということで、10位『KUBO』、9位『沈黙 サイレンス』、8位『SING』、7位『パターソン』、6位『ハクソー・リッジ』という順番になっております。さあ、ということは残るはベスト5ですよね。とりあえず、まずその順位の話をさせていただきましょう。, まず『KUBO』。「ベスト級がまた来ちゃった」なんてことをついこの間、評したばっかりですよね。ライカという素晴らしいスタジオによる文句なしの……あの、みなさんに言っておきますよ。今年はね、15位から上は全部1位です! だからもうここは1位なんです。とっくに。あとで15位までの次点も言いますけども、特にもう10位から上は1位です! だから、1位『KUBO』! ということでございます(笑)。もちろんだからこれをトップに挙げる方がいても僕は大賛成という素晴らしい作品でした。それこそ、物語を語ることの意義を……『最後のジェダイ』とかにもそういう話は出てきましたけど。それの最上の例というか。それを見させていただいたんじゃないでしょうか。, ちなみに、高橋洋二さんと同じく今年は日本映画ね、上位に入ってくるか?っていうのはあるんですけども。『KUBO』と『沈黙』は日本映画です。特に『沈黙』は日本人俳優があれだけ出ていて大活躍しているんですから。これはもう単に監督がアメリカ人というだけの日本映画です。それでいいです。ということでございます。『KUBO』、素晴らしかったですね。, 『沈黙』はね、今年の最初の方に扱った作品なので、最初の方の作品って不利だったりするじゃないですか。なんだけど、やっぱりいろいろと思い返す中で、言いましたけどもスコセッシの宗教物路線の中で僕は頭ひとつ抜けた……スコセッシのフィルモグラフィー全体の中でも、僕は結構上の方に来る作品じゃないかなと思っていて。だから、これが9位でいいのかな?っていうぐらいの感じなんですけども。, それこそ、アンドリュー・ガーフィールド、そしてアダム・ドライバー。2人とも見事な演技を見せているし、それ以上に日本人チームが本当に素晴らしい演技の数々。浅野忠信さん、そして何より窪塚洋介くんが素晴らしかった。なにしろ映画としての、それこそ1個1個のクオリティーの高さ。やっぱり、ねえ。「これが映画だ!」っていうものを見せていただいている感じがしますね。みなさん、いかがでしょうか? 心が洗われるようでございますって、そんな爽やかな映画じゃないですけどね。厳しい映画ですけどね。, 第8位、『SING』。これこそ、まさに当時『コクソン』『お嬢さん』『アシュラ』ってね、素晴らしい韓国映画が……たしかに『コクソン』『お嬢さん』、ここで扱っていればベストテン入りしてくるような本当に素晴らしい作品でしたが、『SING』はめちゃめちゃ見てよかったですし。これ、たぶん後世に残っていく作品になるだろうなと僕は思っています。いろんな人にも勧めています。Mummy-D親子が見に行って、子供たちが終わりの方で「あっ、お父さん、泣いてる~」って。ズーズコ、ズーズコいっちゃったみたいですけどね。はい。, 万人が見て楽しめるエンターテイメントでありながら、評の中でも言った通り場面場面で描かれる笑いの感情が単色じゃない感じというか。常に泣き笑いだったりする感じとか、とても大人な作品だという風に思います。大切な一本になりました。見れてよかったです。『SING』でございます。, そして7位、『パターソン』。先ほど、洋二さんもおっしゃってましたけども、まあ1位ですね。いわゆるね、これは1位です。さっきの(リスナーの)メールでもハッとさせられましたね。「俺の黄金コース映画じゃないか」と。ターンと来て、ターンと来て、ターン、ターン、ドーン!って。ある時はそのターン、ターン、ドーン! を崩さざるをえないような日常になってしまう。だから、ねえ、せのちん(妹尾匡夫)さん。ターン、ターン、ドーン! も繰り返しじゃないんですよ。, なに、首を横に振っているんですか? やだなあ、もう。『パターソン』を見直してくださいよね。ジム・ジャームッシュのフィルモグラフィーの中でもとても重要性の高い素晴らしい作品となったんじゃないでしょうか。あと、私自身が詩作を生業としているという、これも非常に大きなポイントだったかもしれません。ただ、もうちょっと上でも本当によかったぐらいの作品ですね。, 6位、『ハクソー・リッジ』。これもね、1位です! 全然1位です。メル・ギブソンはね、私が最も映画監督として敬愛する作家ですし、その10年ぶりの作品。もう堂々たる作品じゃないでしょうか。これも評の中で言った通りなんですけど、主人公が敬虔なクリスチャンであるというか、非常に変わった宗派のクリスチャンであるということで、メル・ギブ自身の信仰のことと重ねてすごく壁を勝手に感じちゃっている人もいるかもしれないけど。言っておかなくちゃいけないのは、メル・ギブとこの主人公の信じている宗派は全然違いますからね。だからその時点ですでに、ある凝り固まった視点の話ではなくてもっとユニバーサルな話をしているんだというのが明らかだと思うんですけど。, まあ、詳しくは私の評を、みやーんさんによる公式書き起こし。渾身のやつが上がっておりますので、こちらを読んでいただければ。ただ、ここにですよ。ここにメル・ギブが来てしまったことで、私もたしかに悩みました。これ、5位とずーっと入れ替えたりしていたんで。それもあって、上位5位を当てるのはなかなか難しいんじゃないかなと。『ハクソー・リッジ』が6位に来てしまったことで、「ほぼほぼ上位5位を当てるのは不可能」と私が断言したのもね。そうなってきてしまったんじゃないかなと思いますけどね。, さあ、といったあたりでベスト5。こちらを発表してしましょうか。(予想で)9万円を当てた人はいるんでしょうか? 昨年は作品は当てた人がいるんですけどね。まあ、ちょっと今年は昨年より数倍難しくなってきていると思いますが、果たして当たっている人はいるのかどうか。私のですよ、私、宇多丸が選んだ2017年度のシネマランキング、上位5位。ベスト5、発表いたします!, 5位:『ありがとう、トニ・エルドマン』 1984年に公開され、いまなお多くの映画ファンからカルト的人気を誇る森田芳光監督の『ときめきに死す』が10日、東京・池袋の新文芸坐で開催中の「2018年の森田芳光 –森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし-」で上映され、... - 2ページ目 RHYMESTER宇多丸さんがTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(https://www.tbsradio.jp/utamaru/) 70ミリ上映で観られなかったことが残念でなりません。誰が良かった、あそこがよかったと永遠語れるような最高にバイオレントで最高に刺激的な至福の3時間でした。, *アズマヒロノブさん 宇多丸:「映画館では、いまも新作映画が公開されている。一体、誰が映画を見張るのか?一体、誰が映画をウォッチするのか?映画ウォッチ超人、シネマンディアス宇多丸がいま立ち上がる——そ... 【映画評書き起こし】宇多丸、『SING/シング』を語る!(2017.3.25放送). 宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中でRHYMESTERの熊本、鹿児島、那覇ツアーで起きた事件と、鹿児島、那覇で編み出した黄金コースについて話していました。 (宇多丸)あとはですね、今週というか、いま私はずっと本業のヒップホップグ... TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』の看板コーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」ではライムスター宇多丸が毎週ランダムで決まった映画を自腹で鑑賞し、生放送で20分以上にわたって評論します。今週評論した... 【映画評書き起こし】宇多丸、『サバイバルファミリー』を語る!(2017.2.25放送), 【映画評書き起こし】宇多丸、『夜は短し歩けよ乙女』を語る!(2017.4.29放送). チャンネル登録はこちらから 特集コーナー他 【再生リスト】 宇多丸 映画批評2015 2015.10.03『キング.あらすじ>ビクトルギエルとの決戦から1年後、1年の海外研修を終え日本に帰ってきたwbrヒカルを待っていたのはサクヤと、友也によって再生した.ライムスター宇多丸師匠が、映画「 … ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル “神回”傑作選 Vol.1 TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」 | 2015/3/27 5つ星のうち4.1 14 映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。, ①監督本人が公言「オレは常にヒップホップの精神にのっとって映画を作ってるんだ!」 ③タランティーノ脚本史上珍しいほど無駄のない「○○」 www.youtube.comぼくが初めて宇多丸さんのラジオを聴いて、初めて聴いた批評なので、強烈に印象に残ってしまいます。この映画を観てどこに興奮したのか、残念に思ったのか、それらを言語化し、批評するとはどういうものか、教えてもらった一本ですね。 次週(8/28)、ジュラシック・ワールドをウォッチメン! 是非チャンネル登録を 顔出し、声だし、撮影なしでYouTubeから 月30万円.チャンネル登録はこちらから 特集コーナー他 【再生リスト】 宇多丸 映画批評2015 2015.10.03『キング.ライムスター宇多丸さんが映画「フォックス … ライムスター宇多丸がパーソナリティーを務めるtbsラジオ『アフターシックスジャンクション』内のコーナー「週刊映画時評ムービーウォッ チメン」で『stand by me ドラえもん2』を批評。「蛇足にして駄作中の駄作」とまでこき下ろした。 ライムスター宇多丸さんがパーソナリティを務めるtbsラジオ『アフター6ジャンクション』。宇多丸さんが自腹で映画鑑賞をし、評論を行う人気コーナー「週間映画時評 ムービーウォッチメン」では、10月4日(金)に公開された映画『ジョーカー』を紹介しました。 宇多丸はこの映画の脚本を担当した山崎貴について「作り手としての志が二次創作っぽい人」で「良く言えば原作に対して山崎貴流の解釈というのを毎回している」と評し、「彼が美談として提示するものに、割とはっきりとした倫理的違和感を抱くことが多い。ユアストーリーでは、それが多 長々とすいません。私が最も尊敬していた監督の落日を目の当たりにした一本となりました。, はい、ということで、「ヘイトフル・エイト」。私も、後ほど言いますが、日本では本作をベストな状態で観ることができない!それができる映画館が現状存在しないので。せめて、これだけはちょっとシネコン以前の、大型劇場の雰囲気を残してる劇場で、都内上映館の中でかろうじて残してるとこで見たいということで。傾斜が斜めに下がってくあれじゃなくて、比較的平らな感じの席で、見上げる感じの大きいスクリーンのところで観たい、と思いまして。丸の内ピカデリーで3回観てまいりましたってことでございます。しかも、3回とも、あんまり入ってなかったです。正直。非常に私は残念でございます。嘆かわしい事態だと思っております。, というのも、タランティーノ。作品を取り上げるたびに僕、言ってることかもしれませんけど。自ら、こんなこと言ってます。「オレは常にヒップホップの精神にのっとって映画を作ってるんだ」って、インタビューなどで公言してるぐらいです。サンプリング世代。ヒップホップ世代的な、いわゆるポストモダン的なってことですかね。クリエイターの代表格なのは間違いないんですけど。「ストリート版ゴダール」なんて言い方もしてますけど、私。凡百の、はっきり言わせてもらえば見下げ果てたタランティーノフォロワーとは、根本の格が違っておりまして、当たり前のことながら。そのサンプリングというのが、小手先のギミック的な目配せとか、そういうレベルのことがやりたい人じゃないわけです。もちろん、例えば元ネタを指摘したり、あとは「ここがナントカなんじゃないの?」みたいな、元ネタの指摘とか発見みたいな楽しみは、もちろん今回の「ヘイトフル・エイト」を含めて、タランティーノ、新作が出るたびに間違いなく、ものすごくある。それが楽しいタイプの作品を作ってるのは間違いないんだけど。, ただ、ここで大事なのは、元ネタを知ってるか、知ってないかとかじゃないんです。元ネタは知らなくたっていいんです。ってか、知らない方がいいぐらい。っていうのは、こういうことです。かつて、たしかにこういう野蛮でパワフルでブッ飛んだ映画のあり方、楽しまれ方というのが確かにかつてあったんだ、というこの感覚を、タランティーノの映画は元ネタを知らないはずの観客、例えば知らない若い観客も、「あっ、かつてこういう映画の楽しみ方が、ああ、たしかにあったんだ!」って思い出す。分かる?元ネタを知らないのに「思い出す」感覚っていうか。, これがタランティーノの作品の独特、かつすごいところだというふうに私は思っておりまして。あるジャンルの映画を観るという体験。その感覚ごと蘇らせようとしてる。そういう作品ばっかり作ってると言える。サンプリングの果てに、サンプリングっていうのは言ってみれば、偽物なわけですけど。偽物の集積の果てに、いつか本物の映画にタッチしようとする。そういう志に常に貫かれてる。これがタランティーノ。このスタンスがまた、僕は正しくヒップホップ的だなというふうに思ったりするんですけど。, 例えば、分かりやすいところでいえば、僕は間違いなく彼のフィルモグラフィー上でも突出した最高傑作だと思っている、「デス・プルーフ」を含む「グラインドハウス」。「デス・プルーフ」か、「イングロリアス・バスターズ」のチャプター1でしょう。彼の突出した最高傑作は。「デス・プルーフ」を含む「グラインドハウス」。あれなんかはまさに、かつてあったB級映画2本立て、3本立ての劇場の興行スタイルとか上映形式ごと、現代に再現するっていう。で、その時代とかその劇場とかに行ったことがない、その時代のそういう映画を見たことがない観客にも、「ああ、こういうタイプの映画の楽しみ方、楽しまれ方っていうのがあったんだ!」と思い出させるという試み。「グラインドハウス」まさにそうでした。で、この「グラインドハウス」はしかし、残念ながらここ日本では、ロバート・ロドリゲスの「プラネット・テラー」とタランティーノ監督の「デス・プルーフ」。その合間に、嘘予告編が入って。あと、変なお店の宣伝みたいなのが入る、みたいな。そういう全体の形式込みの、本来の「グラインドハウス」オリジナルバージョンの上映は、日本では限定的にしかされなかったです。当時も。後にDVDに収録されたりとか、あとタマフル映画祭で1回、やったりなんかもしましたけど。基本的にはちゃんとされずに、バラで1本ずつの公開となったと。そういう意味で、ちょっと残念な公開のされ方をされちゃったんですけど。, その意味でいうと、今回の「ヘイトフル・エイト」はその「グラインドハウス」よりもさらに残念な状況での公開と言わざるを得ない。つまり、「グラインドハウス」はB級、C級、Z級というか、本当に下の下の映画たち。本当にクズみたいな映画たちの中にあるお宝みたいな。そんな感じのあれだったんだけど、「グラインドハウス」とは対称的に今度は、映画というものの興行、上映形態としてある意味、最も豪華。最もリッチなスタイルの再現という。さっき言った興行スタイル、上映形式ごと再現なんだけど、今度はものすごいリッチな方に行ったのが今回「ヘイトフル・エイト」。詳しくは、劇場パンフレットなどをあたっていただきたいんですけど。劇場パンフレット、充実してるんで。, とにかく今回、オープニングでも非常に誇らしげにクレジットで出てきますけど。「ウルトラ・パナビジョン70」という、これなかなか耳慣れない方式。とにかく、60年代一部の超大作映画で使われていた撮影・上映方式。例えば「ベンハー」であるとか、「バルジ大作戦」とか、「戦艦バウンティ」とか、一部の超大作で使われていた。で、66年「カーツーム」という作品を最後に使われなくなってしまった撮影・上映方式っていうのを、本作のためだけに復活させているっていうことなんです。しかもそれが、今回の「ヘイトフル・エイト」。事前に脚本の第一稿が早い段階でネットにリークされてしまって。タランティーノが激怒して、「今回のは作らねえ!」って一旦は言ったという、そういう展開がありましたけど。その初稿から、もう70ミリのこれで撮られてっていうふうに書いてあるんで。もう最初のビジョンに入ってることなんです。ウルトラ・パナビジョン70使うのは、70ミリフィルムで上映するっていうのは。, で、アメリカとか欧米では、ベテラン上映技師をもう1回、改めて引っ張りだして来てまで、70ミリフィルムでの上映バージョン。いわゆるロードショーバージョンっていうのを決まった劇場では上映してるわけです。入場者全員にプログラムが配られ、そして、本編のスタート前に、日本だったら、ベッベッベッベッベッベッベッベッみたいな、映画泥棒みたいなのがやってる、あのところじゃなくて本編のスタート前に、先ほど「ヘイトフル・エイト」バッて言った時に後ろで流れていたエンリオ・モリコーネによるオーバーチュア、序曲が流れて。映画が始まる前に音楽がずっと流れて、映画までの気分を高めるわけです。で、いくつかのショットは、いま日本で見られるデジタル上映版よりも長いそうなんです。で、途中、これはたぶんチャプター3。「ドミニクには秘密がある」っていうあの章の前です。あの章の前に、ある衝撃的な出来事起こります。あの、ある衝撃的な出来事が起こったその後に、15分間のインターミッション、休憩が入るという、そういう形式なわけです。, これ僕、いま46歳ですけど。僕でギリ、「2001年宇宙の旅」のリバイバルを79年かな?にした時に、こういう序曲がずっと劇場に流れてて、インターミッションが入ってっていうのをギリ、それは「ああ、ああいう感じかな?」って想像がつく感じなんだけど。なので、今回、実際映画を観た方は分かると思うんですけど、チャプター3の頭。途中でものすごい大きい事件がドーン!って起こった後、一旦話がひと区切りして、いきなり、唐突にタランティーノ自身によるナレーションで、この15分間、劇中の舞台で何が起こったか?みたいなことを説明するというくだりがあるんですけど, 。あれはまさに、その15分間、衝撃的なことが起こって、はい、休憩です!ってなって。15分後、映画をこうやって、はい席に、みんなおしっこ行ったりして、ガヤガヤガヤッて席について、さあ始まりますよ、15分後始まると「この15分間、何があったか?」っていうそういう説明がつくという。軽いギャグになってるってことなんです。とにかく、そんな諸々込みでの187分版。現在日本で見れるデジタル版より20分長い。その20分の内訳っていうのはさっき言ったように序曲が3分、そしてインターミッション15分ということで、残り2分だけ中身が長い。で、どうやらこれは、いわゆる70ミリ画面を活かしたロングショットです。基本的には室内の映画ですけど、馬車が走ってるようなロングショットがたぶん長くなってるっぽいんだけど。, ということで、そういう序曲が流れて、すごい気分を高めて、何か特別な体験しに来るぞっていうことです。なんなら、着飾って来て。で、余裕を持って休憩も挟んでみたいな。そういう時間の贅沢な使い方。異常にリッチな映画体験というもの全体の再現。これ自体が今回の「ヘイトフル・エイト」の非常に、語られてる物語と同じぐらい重要なコンセプトなわけです。今回のこれは。さっきから言ってるように、初稿にすでに書かれてるわけですから。もう、コンセプトそのものと不可分なことなわけです。この上映形態とかってことが。, にもかかわらず、日本では現在、70ミリ上映をできる映画館が物理的にないっていう。不可能なわけです、物理的に。このあたりの経緯は「映画秘宝」、岡村尚人さんかな?による記事が非常に詳しい。普通に計算してって、今から70ミリ上映できる環境を整えてくと、ざっと概算して60億円いるっていう。だから、先ほどメールにもあったように、「ギリ、新宿ミラノ座がまだあれば、目はあったのか?」みたいなことを考えちゃうんですけど。とにかく、日本では70ミリ上映はできない。で、それにタランティーノ。非常に日本びいきな人なのに、日本では70ミリ上映できない。つまり、この「ヘイトフル・エイト」に関しては自分の意図したものが伝わるような上映の仕方をできないっていうことにいたく失望して、今回はプロモーション来日もしていないという。いかにこの本作が撮影から配給に至るこの形式まで含めての作品であるか、っていうのの証だと思うんです。, ということで、本当に申し訳ないんですが、僕も本当は、こうやって批評とかするんであれば、この1週間でアメリカなどに飛んで70ミリバージョンを観て来るべきではありましたが、申し訳ないです!すいません!ちょっとその時間ありません。他の仕事もあったもんで、申し訳ございません。できませんでした。ということで、僕が観てきたのはあくまで、この日本で見られる、敢えて言いましょう「不完全な状態」。デジタル版167分を観て、本チャン上映スタイルを頭に思い浮かべながら。サントラも買いましたから。オーバーチュア、序曲を事前に聞いて、気分を高めて。で、チャプター2とチャプター3の間は、「今!はい!15分休んだ!はいっ!」っていう、そういう気分を思い浮かべながら、ということをちょっとね、お断りしておきたいと思います。, でもこの167分バージョンでも、今回タランティーノが作品に込めようとした、要はこういうこと。映画を観るということの豊かさ、贅沢さっていうのを、さっき言ったように、それをもうもはや今の観客は忘れかけてるわけです。もう、知らない世代もいる。タブレットで見るのが映画だと思ってるかもしれない。そういう世代に思い出させるっていうことは十分にできる作品になってるというふうに思うわけです。例えば、まずもうオープニングです。オープニング。エンリオ・モリコーネによるオリジナルスコア。タランティーノ、今までエンリオ・モリコーネの曲をそれこそサンプリング的には使ってきたけど、ついにサンプリング手法の後に、それこそ本物にタッチした瞬間っていうことです。, 言っちゃえば、ダフト・パンクがナイル・ロジャース本人を呼んできて「Get Lucky」作ったみたいな、そんな感じです。聞いてください、これ。もう、もうわくわくでしょ!なにが起こるの?フォーッ!なに?なに?なにが起こるの!?これが流れだす。そして、画面は通常のシネマスコープよりもさらに横長。縦1に対して横2.76という超ワイド画面。これに流れ出して、こうやって。で、雪にまみれたキリスト像がアップです。ちょっと「最前線物語」のオープニングを彷彿とさせるようなオープニング。アップからゆっくりゆっくり、カメラが本当にゆーっくりゆっくり動いて。遠くから、6頭立ての駅馬車。6頭立てってことは普通に僕らが考える馬車よりも、馬が長く連なってるわけです。これも当然、ワイド画面が映える。この6頭立ての馬が向こうから、遠くの方からゆーっくりゆーっくりカメラが動いて。向こうから撮ってくるこのファーストショットからして、作品全体のリズム、語り口のテンポをもうすでに提示してるっていうか。「さあ、これからとっても贅沢な時間が始まりますよ。せっかく映画観るんですから。せっかく映画館に来て、映画という贅沢な時間を過ごすんですから、ま、せかせか先を急がず、腰を据えてゆっくり順に話していきますからね。ゆっくり楽しんでね。それが70ミリで撮ったこういう本物の映画というものの楽しみ方ですよ。」と宣言するようなファーストショットということです。, で、実際この映画、オープニングテーマから始まって最初の1時間たっぷりかけて、これはこの間高橋ヨシキさんもこんなこと言ってましたけど、とにかく、本題の前のセッティングのために1時間たっぷりかけるわけです。具体的には、いかにもタランティーノらしいクドーい会話劇が一見ダラダラと続くんですけど。ただ、そのタランティーノのトレードマークである延々続く駄話タイムっていうのは、これ、はっきり実はフィルモグラフィー上、ちょっとネクストレベルに行った。今はもう入ってて、とっくに。「イングロリアス・バスターズ」以降ははっきりと、ただ駄話タイムっていうのが独立してあるのがタランティーノ作品だったんだけど、ドラマ上のサスペンス、緊張感と駄話が実は結構直接シンクロする作りに、もうはっきりシフトしてるんです。「イングロリアス・バスターズ」。そして前作「ジャンゴ」。そして今回の「ヘイトフル・エイト」。つまり、エンターテインメントとしてはよりわかりやすくなってきてる。ブラッシュアップされてるというふうに言えるんですけど。今回も、「イングロ」以降のタランティーノ会話劇の延長線上。というか、進化系。たしかに集大成というのも僕は分かる気がします。, というのは、序盤から延々と続く、一見駄話。でも、その会話の1個1個のパーツは実はほとんど全て、後でほぼ全て意味を持って回収されるんです。タランティーノ脚本史上でも、僕やっぱ確かにメールにもあった通り、珍しいほどものすごい無駄がないです。実は、会話の全てが。「あ、すごい!いわゆる良く出来た脚本じゃん!」みたいな感じになってると思います。そしてもちろん、たっぷり時間をかけた贅沢なセッティングという。これが完了してからは、もう圧力釜の中身のようにってことだと思う。みるみる会話劇の、映画の半分は1時間30分なわけですけど、残り1時間かけて、さあ、セッティング完了。そっから30分でグーッと会話の圧が高まってく。危険な領域に高まっていく。で、高まってくに従って、カメラのサイズもそれこそセルジオ・レオーネ風の、顔のどアップとかでどんどんどんどん圧迫感が高まっていく。で、グーッと高まったところで、バーン!一瞬で恐るべき惨劇が起こるという。これはもう、タランティーノ十八番の語り口が堪能できるあれじゃないでしょうか。, 特に今回の「ヘイトフル・エイト」は、多分本当に「パルプ・フィクション」のジュールス役以来と言ってもいいぐらい、サミュエル・L・ジャクソン・オンステージです、今回は。もう、サミュエル・L・ジャクソンがすごい。まず、北軍の黄色とネイビーのコートにマフラーというあの衣装が非常にかっこいい。衣装をやってるコートニー・ホフマンさん、タランティーノの今の恋人らしいですけど。もう登場した瞬間かっこいいんですけど。例えばこのサミュエル・L・ジャクソン演じるウォーレン少佐が、相手を追い詰める時に、例え話を出す。もう、例え話出すのがすごいタランティーノ話術なんだけど。, タランティーノ、例え話を出して相手を追い詰める時に、いちいち、何個も同じ例えを並べるというこのテクニック。「おふくろのシチューの味、それはいつも同じだった。チャーリーの作ってくれたシチューの味、それもいつも同じだった。そして今日食ったミニーのこのシチューも同じ味だ!」って。この3つも同じ例を重ねるというこのクドさ。クドさゆえの圧の高まり。これこそがタランティーノ的。そしてサミュエル・L・ジャクソン的圧迫話術。まさに圧迫話術のキモ。基本的にタランティーノ作品は、話術がある奴、つまり話でその場を制することができた奴が、少なくともその場では一番強いという構造を常に持っているため、いかにもタランティーノ的なカタルシスじゃないでしょうか。, 「圧の高まり」という意味では、対照的に、セリフじゃなくて、事前にこれから何か大変なことが起こるよと一旦示しておいて、延々それを引き延ばす、文字通りのサスペンス。そして何かことが起こる瞬間まで圧が高まっていくという中盤のある展開。ちょうど、エンリオ・モリコーネの「遊星からの物体X」のサントラより「Bestiality(獣性)」。これが流れだす。ラスト近くにももう1回流れるんだけど、ここなんかもう最高です!こう、舞台上は何も起こってないように見えるんだけど、「キョロキョロ、まだ起こんない・・・キョロキョロ、まだ起こんない・・・」みたいな!もう、これ聞くだけでわくわくしてきますけど。, というのも、この場面の手前のところでサスペンスのネタ振りんところ。画面の左奥で、奥の方で進行している事態と、画面右側手前の方でギターを弾き語りしている、本作最大のトリックスターと言っていいジェニファー・ジェイソン・リーが、この歌の内容も物語の進行とレイヤードされてますから。画面の奥の方と手前の方、そしてこの歌ってる内容、こうレイヤーが3つ重なってる。で、その奥の方と手前の方が交互にピントを合わせてっていう。超ワイド画面ならではの情報量と見せ方っていうのを一番分かりやすくダイナミックに見せる。「室内劇、会話劇なのに70ミリ。スペクタクルなのに、なんで室内劇なんですか?」という疑問に対してタランティーノは、「いや、この空間の中で十分、70ミリ的スペクタクルは見せられるぜ」っていう、そういう勝算があったと思うんです。ウルトラ・パナビジョン70で撮影するという大挑戦にあたって、多分タランティーノはCGとか絶対使いたくなかったでしょうから。現実的に、自分がコントロールできる範囲に舞台を限定するという、そういう計算もあった上での、密室だけど70ミリワイドっていうあれだったと思うんだけど。, で、実際この映画は、まさに日本が世界に誇る美術監督、種田陽平によるミニーの店のセットの中だけで、非常に計算された、そして大胆な画面構成と演出の積み重ねで、ちゃんと豊かな、十分豊かなひとつの世界っていうのを浮き上がらせてる。それぞれの登場人物が距離を、距離感を制したものが勝つというゲームを見事に演出してる。で、それはもちろん、いわゆる2つのアメリカというものの縮図にも見える。そういうメタファー的な作りにもなっているんだけど。同じ人種差別問題に触れた西部劇としても、前作「ジャンゴ」、「イングロリアス・バスターズ」に続く人類史の暗部にジャンル映画的落とし前をつける「ジャンゴ」。, だから「ジャンゴ」はタランティーノ作品としては例外的に、明快な主人公、ヒーローが設定されてましたけど。今回はちょっとモードが違う。例えば、サミュエル・L・ジャクソン、ウォーレン少佐は「レイシストに逆襲だ!」という「ジャンゴ」的なカタルシスをもたらしてもいいような、元は「ジャンゴ」で描いてたらしいんだ、このキャラクター。なんだけど、「逆襲って言うにはちょっと引くんですけど」っていう、ドン引き必至の冷酷さを発揮するし。我々が画面上で見てるあの光景が本当に起こったかどうかは分からないという、そこのグレーさも残してるわけだけど。で、あと北軍からも追われる身であるという設定もあって。つまり、善悪は敢えてグレーにしてるし。他のキャラクターも、善悪は敢えてグレーになるような描き方をしてる。レイシスト丸出しな南軍チームだって、ちょっとグレーな描き方になってる。何より、お話の始まりの時点と終わりの時点で最もはっきり成長する、これネタバレしないように「あいつ」って言っておきますけど。彼の成長譚として見ると、非常に感動的だったりもすると。, ということで、とにかく一方的に善が悪を断罪するタイプの話では今回はなくて。立場の違いから生じるヘイト、憎しみ同士のぶつかり合いによる破滅。それでも、立場の違いを乗り越える可能性はゼロではないという、ギリギリのかすかな希望。これを示す、非常にアダルトな今回はメッセージの作品だと思います。そしてそのメッセージの幅もまた豊かさのうちです。ということで、時間の使い方、画面の使い方、メッセージの込め方、幅。全てが贅沢さ、豊かさ。そういうところを味わうべき作品ではないでしょうか。結果そして、誰も観たことのないタランティーノ映画にちゃんとなってるということで、偉い!ぜひ、劇場で、まあデジタル版でも十分です、観てください!, 雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキスは、同業であるジョンと彼が捕らえたデイジーを乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリスを拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブや怪しげな絞首刑執行人オズワルドなどの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で事件が起こる。, 大好きな人との時間や記憶、これから更に大切に生きていこうという風に思える、大事に、こう花束のように抱えながら生きていこうと思える、そんな映画でございました。(中略)一応、カップルで見るよりは、それぞれ別個で見て、大事にしようという気持ちを持って帰るのがよろしいんじゃないでしょうか。(中略)結構な射程を持った、名作じゃないかなと思った・・!(TBSラジオ「アフター6ジャンクション」より), 一言で言えばむちゃくちゃ面白いし、むちゃくちゃよくできています!例えば美術とか撮影も本当に隙がないレベルの高さで。リー・ワネル監督としても当然、最高傑作ということでしょうし、本当に大ホームラン。ジャンル映画ってか!こういう映画を観る喜び。あと、デカい音響とか怖い音響効果とかも非常に意味がある映画なので、これ絶対に映画館に行った方がいいです!!あと暗闇表現もありますから。絶対映画館で!もう本当に万人に・・あ、怖いのが苦手な人以外ね。万人におすすめです。めっちゃ面白いよ!(TBSラジオ「アフター6ジャンクション」より), 時間の使い方、画面の使い方、メッセージの込め方、幅。全てが贅沢さ、豊かさ。そういうところを味わうべき作品ではないでしょうか。結果そして、誰も観たことのないタランティーノ映画にちゃんとなってるということで、偉い!ぜひ、劇場で、まあデジタル版でも十分です、観てください!(TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」より).
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